一般に、貸借対照表はその企業の財政状態を表し、損益計算書は経営成績を表すと言われています。
統計上、黒字の会社と赤字の会社では、財政状態や経営成績の会計数値が異なります。
もし、貴社が赤字の場合、同業種で売上規模も同じ程度の黒字・優良企業と比較(ベンチマーキング※)してみると、売上に対する仕入高の割合や従事員1人当たりの売上高等に違いが出てきます。
※ベンチマーキングには、「TKC経営指標(BAST)」を使用します。
そこから貴社の改善ポイントを探すことができます。
ベンチマーキングの実施をご希望の場合は、お気軽に当事務所にお問合せください。
「TKC経営指標(BAST)」は、TKCインターネット・サービスセンター(TISC)内にデータベース化されており、TKCシステムを利用して自社と同業種・同規模企業のデータとを比較し、経営改善のポイントを抽出することができます。
「TKC経営指標」から目標とする企業(同業種で売上規模も同じ程度の黒字企業・優良企業)を選びます。
→ 目標モデル(A)
自社の「損益計算書」や「貸借対照表」の「構成比」を基に、選んだ「目標モデル」の数値を自社の数値に換算し直し「自社モデル」を作成する。
→ 自社モデル(C)
「自社モデル(C)」と自社の「前期実績(B)」との差異を分析し、ここから改善ポイントを抽出します。
→ 改善ポイント(C-B)